『たばこのない五輪』を目標に、東京五輪に向けて屋内全面禁煙を掲げた東京都ですが、それには反対の勢力も大きく、今やその目標達成には難航しています。
豊島区では、先だって平成23年に環境美化を目的とした大きな改革に乗り出しました。
豊島区では路上喫煙・ポイ捨て全面禁止!?
都心区では、平成23年5月30日より「路上喫煙及びポイ捨て防止に関する条例」を施行しました。
これは区内全域で路上喫煙・ポイ捨てを禁止するものであり、区外から訪れる方にも知ってもらおうと、街灯での呼びかけキャンペーンをはじめ、駅の館内アナウンスや啓発シールなど様々な取り組みをしてきました。
豊島区が環境美化に対し行なっている具体的な対策とは?
条例の施行後の具体的な対策をご紹介します。
・駅周辺に灰皿を設置
指定喫煙場所である池袋駅周辺5ヶ所に灰皿を設置し、路上分煙を目指しています。
・通行人に対する呼びかけ・資料配布
ボランティア団体・企業などが駅前でキャンペーンを行っています。
今年度はすでに100名近くのボランティアの方が参加されていました。
・ポイ捨て防止パトロール
区が委託したパトロール隊員がエリアを巡回し、ポイ捨てに対して注意、指導を行っています。
・環境美化活動支援
区内の清掃活動を行う団体に、掃除用具の貸し出しを行っています。
こういった地道な活動の結果、豊島区の環境は目に見えて改善してきました。
平成23年には0.29%だった路上喫煙率が、平成29年にはなんと0.06%まで減少しました。
豊島区はこれからますますキレイな街へと発展していく兆しです。
自宅での分煙方法
世の中は禁煙傾向に向かっていますが、自宅のなかではどうでしょう?
換気扇の下でタバコを吸ったり、ベランダで一服したり・・・
お子様のいるご家庭では、「家では吸わない!」と割り切っている方も多いようです。
小さなお子様がタバコを食べてしまったなど、怖いニュースも良く耳にします。
やはり自宅でもきちんとした分煙が必要になります。
最近ではタバコに特化した空気清浄機が売られており、その前で喫煙すると煙をある程度吸収してくれます。
コンビニに行くついでに外で吸ってもらうのも得策ですね。
しかし残念ながら、受動喫煙を完璧に防ぐというのは難しい事です。
賃貸物件だと、なおさら近隣の方への配慮が必要となります。
さらに、タバコのヤニで変色してしまった壁紙は、物件を出る際に原状回復費用として数万円の壁紙張替料を請求されるケースも少なくありません。
一方、タバコを止められた方のきっかけとしては、
・子供が産まれたから
・結婚したから
・新築に引っ越したから
というものがあります。
新しい環境というのは、禁煙を始めるのにとても良い機会です。
「いつかは辞めたい」と思っている方は、引越しを機会に禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
環境美化に努めている豊島区で新居を探そう!
豊島区は全面路上喫煙・ポイ捨て禁止という条例を出して以降、街で歩きたばこをする方は少なくなりました。
リブラでは豊島区の賃貸物件をご紹介しております。
もちろん築浅のキレイな物件もご用意しております。
引越しの際にはぜひご相談くださいませ。