オートロックや防犯カメラ・モニター付きインターフォンなど、防犯対策を強化した賃貸マンションやアパートのニーズは、ますます高まる一方です。
治安が良いと言われる文京区の賃貸マンションをお探しの方の中にも、そうした防犯対策が施された物件をご希望される方も多いでしょう。
しかし、それだけ厳重な設備が整っているにも関わらず、稀に空き巣に入られるケースもあるそうです。
それは一体、なぜなのでしょうか。
厳重ゆえに生まれる気の緩み
厳重且つ最新のセキュリティシステムが備わっている賃貸マンションでも、空き巣が発生する主な原因は、住人の方の気の緩みだと言われています。
よくあるケースが、オートロック=外部からの侵入がないと油断して、ゴミ捨てや近所のコンビニに買い物に行く時など、僅かな時間の外出の際に鍵をかけないことです。
オートロックといえど、中から人が出てくるタイミングに合わせると、暗証番号を知らなくても建物内部に侵入することは不可能ではありません。
そうして侵入した不審者は、鍵のかかっていない家を狙って、空き巣に及ぶのです。
また、空き巣が狙う侵入ルートは玄関だけではなく、ベランダ側にもあります。
低層階であれば、植え込みや駐輪場の屋根・配水管など、とにかく足場になりそうだと判断したら、それを利用して窓に鍵がかかっていない部屋を目指して侵入します。
そして高層階は、下からよじ登ることが難しい分、上から侵入するケースも少なくありません。
高層階の賃貸マンションにお住まいの方も、高層階だからといって油断せず、ベランダの鍵を必ずかけて防犯対策を強化しましょう。
文京区の防犯対策は?
文京区は、東京23区内でも治安や教育環境が良く、子育てファミリーに人気の街として知られていますが、実は2003年に発生した刑法犯罪件数は3,805件と、4,000件近い数値となっていました。
そんな街の状況を変えようと、警察・自治体・地元の方々が互いに協力し合って始めたのが、青色防犯パトロールの実施や犯罪発生情報の迅速な共有です。
こうした地道な努力の結果、2016年の刑法犯罪発生件数は1,573件となり、13年間で2,200件以上減少させることに成功しました。
さらに文京区では、自主防犯活動に取り組む地域に対し、活動に必要な防犯グッズの購入にかかった経費の一部を補助したり、必要資材の貸出も行っています。
このように、街全体で協力し合いながら防犯対策を進めた結果、文京区は治安の良い街として生まれ変わることができたのでしょう。
まとめ
どれだけ立派なセキュリティシステムが導入されている賃貸マンションでも、住む方がそれに甘んじて油断していては意味がありません。
僅かな時間の外出はもちろん、在宅時も玄関や窓の鍵をしっかり閉めて用心することが、1番の防犯対策となるのです。
ポータルサイトや他社サイトなどで気になるお部屋がございましたらお気軽にご相談ください。
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