新しい街へのお引っ越しは、これまで住んでいた街とルールが異なることもあります。
特にゴミ出しは、分別方法が自治体によって異なることが多く、そのルールをきちんと調べておかないと、知らないうちにルール違反となる可能性も否めません。
今回は、文京区の賃貸物件にこれからお引っ越しされる予定の方向けに、文京区のゴミ出しルールをご案内します。
文京区が回収するゴミは5項目
文京区では、可燃・不燃・資源1・資源2・粗大の計5項目を回収しています。
このうち、資源ゴミは出す種類によって、以下のように1と2に分別されます。
資源ゴミ1…新聞・雑誌・段ボール・ビンなど7種類
資源ゴミ2…プラスチック製ボトル・紙パック・乾電池・衣類など8種類
また、資源ゴミの場合、1に該当するものは指定日に回収車が所定のゴミ集積所まで来て収集してくれますが、2に該当するものは所定の回収拠点まで持参しなくてはいけません。
そのため、誤って2に該当する資源ゴミを所定のゴミ集積所へ持っていったり、1に該当するものを回収拠点まで持って行かないようにご注意ください。
出す種類によって収集回数が異なります
文京区では、区が依頼した収集業者が回収するゴミを、以下のように収集回数を決めています。
可燃…週2回(ただし、無料収集ができるのは45ℓ袋で4個まで。5個以上を超える場合は有料。)
不燃…月2回
資源…週1回(新聞・雑誌・雑がみ・段ボールは、雨天時も回収可。また、ビン・缶・ペットボトルは、それぞれ決められた色のコンテナに入れる。)
そして各地域の収集日は、同じ町字でも丁目や番地ごとで細かく分かれて決められています。
例えば、小石川1丁目1~16番地の賃貸にお住まいの方は、燃えるゴミの収集日が月・木ですが、1丁目17~28番地の賃貸にお住まいの方は、収集日が水・土と異なります。
そのため、文京区の賃貸に引っ越された方は、新居の住所をご確認のうえ、該当する収集日をチェックしましょう。
集団回収という方法もあり
文京区では、区が依頼した収集業者がゴミを集める方法以外にも、『集団回収』という方法のゴミ収集を実施しています。
これは、賃貸マンションの管理組合や各町会・自治会など、同じマンションや地域に住む方々が資源ゴミを集め、それを契約した回収業者へ引き渡す方法です。
集団回収を利用したゴミ出しの場合、文京区が各団体から提出された回収実績報告書を基に、1kgあたり6円の報奨金をその団体へ支払う仕組みとなっています。
なお、集団回収を行う団体として登録するには、10世帯以上の参加が必須となっています。
文京区の賃貸アパートや賃貸マンションにお引っ越しをされる場合は、管理組合や管轄の町会・自治会で既に団体登録がされているのか、事前にチェックしましょう。
まとめ
ゴミ出しは地域によって、分別方法や収集日の回数が異なるので、新しい街へ引っ越したら早めにルールをチェックすることをおすすめします。
また、冷蔵庫のドアや玄関近くの壁など、ご家族皆さんの目につきやすい場所に収集日や分別方法が書かれたゴミ出しルール表を掲示しておくと便利です。
今後文京区へお引っ越しをされる方は、ぜひチェックしてみてください。
ポータルサイトや他社サイトなどで気になるお部屋がございましたら、お気軽にご相談ください。
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