賃貸物件を探すタイミングは、進学や就職・転職など、人によって様々です。
そして、結婚も賃貸物件を探す大きなきっかけの1つで、当社でも新婚さんのお部屋探しをお手伝いさせていただくことがあります。
そんな新婚さんの賃貸物件探しでは、新居の間取りをどうしようかと迷われる方も少なくありません。
では、新婚さんが賃貸物件を選ぶなら、どんな間取りのお部屋が良いのでしょうか。
ポイントは『1人の空間が作れること』
どれだけ仲の良いカップルでも、時には意見の食い違いからケンカをすることもあるでしょう。
ケンカをした後はお互いに気持ちが高ぶっているため、ずっと顔を合わせたままではどうしても冷静になりきれず、ずるずると嫌な空気を引きずってしまうことになります。
そうなった時、最低でも2部屋以上ある間取りだと、それぞれが1人になれる空間が作れ、気持ちを落ち着けやすく仲直りしやすいというメリットがありますよ。
また、2部屋あると、片方を寝室・片方を書斎として使うことができるため、在宅で仕事をすることが多い方は、仕事に集中できる空間を作れるというメリットもあります。
いずれお子さんが生まれたら、書斎として使っていた部屋を子ども部屋へ変えることもできますね。
専有面積は55㎡以上が理想的
先程、新婚さんが賃貸物件探しをする際は、2部屋以上ある間取りの物件があると良いとお話しましたが、もう1つ注目していただきたいポイントが専有面積です。
※専有面積…玄関の内側からベランダ窓までの室内の面積のこと。
なお、ベランダ(バルコニー)や玄関ポーチなどは共用部分となるため、専有面積に含みません。
この専有面積ですが、内見の時には家具や家電が一切ないガランとした空間をご覧いただくため、その時は広く見えることが多いです。
しかし、実際に引っ越して家具や家電を入れてみると、その分空間が狭まるため、内見した時より狭いと感じる方も意外といらっしゃいます。
特に新婚さんの場合、ファミリーサイズの家具や家電を揃えることが多いため、一人暮らし用の家具・家電を置く時より面積が狭まりやすくなるのです。
なお、国土交通省では、世帯人数別に応じた最低水準の居住面積と、理想的な水準の居住面積を示していて、2人世帯の場合は最低居住面積が30㎡、理想的な居住面積が55㎡とのこと。
そのため、ファミリーサイズの家具や家電を入れても狭く感じる心配がないように、55㎡以上の専有面積のお部屋を選ぶことをおすすめします。
(専有面積の選択肢が10㎡単位での設定となっているため、リンク先には55㎡以下の物件情報もございます。)
まとめ
新婚さんのお部屋探しは、大切な人とこれから家族としてずっと一緒に暮らすことを念頭に置いて行うため、お互いのライフスタイルやメリットを考慮した間取り選びが必要です。
これから結婚を控えていて、新居探しをされるカップルの方は、ぜひ今回のお話を参考にしてお部屋探しをしてみてください。
新宿区・文京区・千代田区・豊島区などのお部屋探しは、リブラがお手伝いいたします。
ポータルサイトや他社サイトなどで気になるお部屋がございましたら、お気軽にご相談ください。